こぐま座流星群 観測結果(2021年)
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2021年は22日17時(JST)付近で通常の2倍近い活動が観測されました.2021年も2020年に続き,通常活動とは異なった出現が事前に予想されていたため,この活動はおそらくこれらによるものと推測されます.規模としては2017年に近く,2014年よりは低く,2020年よりは高かったようです.
一方で,活動結果を要素分解すると,通常活動に上乗せされた活動規模そのものは2020年と同規模であり,2021年は通常のピークとダストトレイルとの接近に伴う活動とが重なった結果といえそうです.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Dec. 22nd 06h Dec. 22nd 09h |
270°.319 270°.446 |
0.80 ± 0.20 0.81 ± 0.16 |
流星群活動推定構造
Comp.No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
URS21C01 | Dec. 22nd 07h30m | 270°.36 | 0.3 | -6.0 / +4.0 |
URS21C02 | Dec. 22nd 08h30m | 270°.40 | 0.5 | -2.0 / +2.5 |
Parameter
- Radiant : α = 217°, δ = +76°
- Radian Elevation : 20° < h < 70°
- Using data within ± 0.50 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB
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