ろくぶんぎ座昼間流星群観測結果
ろくぶんぎ座昼間流星群は国際流星機構(IMO)によると,9月27日頃(太陽黄経184°.3)がピークとされています.流星電波観測では,太陽黄経188°.8付近を中心とした活動が見られます.単年の結果からも活動が見える年もあります.ただし,通常範囲が0.0±0.4であることを考えると,通常範囲に入ってしまうこともあるため,現時点では参考程度の情報としてお取り扱いください.
各年の概要(電波観測結果より)
西暦 |
データ区分 |
概要(時刻はJSTで記載) |
2019年 |
世界統合 |
太陽黄経187°.5~189°付近の数値が例年よりも高め. |
2018年 |
世界統合 |
活動規模は例年並み.太陽黄経188°付近が活動の中心. |
2017年 |
世界統合 |
活動の中心は太陽黄経188°.5付近.活動規模は例年並みかやや高め |
2016年 |
世界統合 |
活動規模は例年よりもやや小さく,活動の中心も不明瞭. |
2015年 |
世界統合 |
活動は不明瞭.期間中のActivityLevelも通常値の範囲で推移. |
2014年 |
世界統合 |
太陽黄経188°.5付近の観測値が例年よりも高め. |
2013年 |
世界統合 |
太陽黄経188°.5~190°あたりの活動が全体の中心?(例年よりも遅め). |
2012年 |
世界統合 |
活動は不明瞭(活動が見えない) |
2011年 |
世界統合 |
活動規模は例年よりもやや多め.太陽黄経187°~189°まで明瞭な活動. |
2010年 |
世界統合 |
全体的にデータがばらついているが,活動の中心は187°.5付近か. |
2009年 |
世界統合 |
ほぼ平常値の範囲で推移.太陽黄経186°.8付近にピークがあるようにも見える |
2008年 |
世界統合 |
太陽黄経187°~190°付近が活動の中心か.活動規模は例年並み. |
2007年 |
世界統合 |
活動規模低め.中心は太陽黄経188°.5付近.188°.2で突出も輻射点が低く誤差か |
2006年 |
世界統合 |
活動規模は低い.太陽黄経188°.5付近の値が少し上がっている程度. |
2005年 |
世界統合 |
太陽黄経188°の値が例年より高め.前後は例年並みで全体としても例年並か |
過去の平均値(2005年~2019年)
期間 |
ピーク(太陽黄経) |
FWHM |
最大ActivityLevel |
全期間 |
188°.8 |
-2°.1 / +2°.2 |
0.3 |
2005-2015 |
189°.0 |
-2°.3 / +1°.8 |
0.3 |
2010-2019 |
189°.0 |
-2°.2 / +2°.2 |
0.3 |
ろくぶんぎ座昼間流星群について
ろくぶんぎ座昼間流星群の紹介