しぶんぎ座流星群 観測結果(2003年)
2003年は全般的に数値のエラーバーが大きくなっています.観測サイト数が少なかったため,サイトによるばらつきの修正がしきれていない状況です.そのような中で,極大は283.01度と通常の極大よりもやや早めに観測されています.
また,太陽黄経283.5度でも極大が観測されており,エラーバーの多い中でやや疑問は残りますが,エラーバーの大きい時間帯を除いたとしてもその傾向が出るので,今年の活動としては283.5度付近にもピークがあったと思われます.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Jan. 3 20h | 283°.010 | 6.42 ± 1.72 |
Jan. 4 09h | 283°.561 | 3.42 ± 0.48 |
流星群活動推定構造
Comp.No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
QUA03C01 | Jan. 3 20h30m | 283°.010 | 6.0 | -2.0/+2.0 |
QUA03C02 | Jan. 4 10h00m | 283°.602 | 3.0 | -2.0/+1.5 |
Parameter
- Radiant : α = 230°.1, δ = +48°.5
- Radian Elevation : 10° < h < 75°
- Using data within ± 1.00 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB
<広告>