しぶんぎ座流星群 観測結果(2019年)
2019年は,2016年以来の活発な活動を見せました.集計データは12カ国38データを使用しています.活発な活動は3日17時頃(日本時)から始まっており,日本時間で4日3時~5時あたりを中心に最初のピークが観測され,メインピークは日本時間で4日11時頃となりました.活動は4日23時頃(日本時)には終息しており,1日強の間活発な活動を見せました.活動規模としては,2016年や2014年を超え,値だけ見ると2004年以来の活動規模でした.
流星活動の推定構造(グラフでは灰色線)については,最初のピークとメインピークの2要素で構成しています.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Jan. 3 20h | 282°.91 | 5.0 ± 0.7 |
Jan. 4 02h | 283°.17 | 9.0 ± 0.4 |
流星群活動推定構造
Comp.No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
QUA19C01 | Jan. 3 18h30m | 282°.83 | 4.0 | -3.0/+3.0 |
QUA19C02 | Jan. 4 02h30m | 283°.17 | 8.5 | -2.0/+3.0 |
Parameter
- Radiant : α = 230°.1, δ = +48°.5
- Radian Elevation : 20° < h < 80°
- Using data within ± 0.50 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB
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