みずがめ座η流星群 観測結果(2012年)
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2012年のみずがめ座η流星群は,例年よりも多めの結果となりました.Activity Level(Amax)=2.67と,ほぼ3に達する活動でした.特に日本時間で6日明け方(6日7時付近)では,ほとんどの地点でエコー数が伸びました.ロングエコーも多く観測されており,例年と比較すれば活発な活動だったようです.活動の立ち上がり方が早く,3日明け方(日本時)にはActivity Level=1を軽く突破しており,このあたりも例年と比較すると,活動規模は大きなものでした.
このほか,ほとんど毎年観測されている太陽黄経(λo)50°付近の活動(みずがめ座η流星群というよりは昼間流星群と思われます)は例年通りの規模(Activity Level=1付近)となっています.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
May 5th 22h | 45°.643 | 2.76 ± 0.55 |
流星群活動推定構造
Comp.No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
EAQ12C01 | May 3rd 00h30m | 42°.818 | 0.6 | -12.0/+6.0 |
EAQ12C02 | May 6th 00h30m | 45°.724 | 2.0 | -26.0/+40.0 |
EAQ12C03 | May 10th 23h30m | 50°.518 | 0.5 | -24.0/+36.0 |
Parameter
- Radiant : α = 338°, δ = -1°
- Radiant Drift: Δα = 1°, Δδ = +0°.4
- Radian Elevation : 20° < h
- Using data within ± 0.50 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB