みずがめ座δ流星群・やぎ座流星群 観測結果(2007年)
ここ数年の結果としては,極大が太陽黄経λo=126°.3付近と1日ほど遅い結果となりました.全体的な半値幅や規模は例年並みと思いますが,やや後ろにずれたところがこの年の特徴といえそうです.また,ピーク前の太陽黄経λo=122°.5付近を中心としたなだらかな活動構造も見られており,こちらはC07T1として構成要素を加えました.悩んだのは8月3日(λo=130°.228)付近で突発的に上昇している構造ですが,あまりに短時間ですので,今回は構成要素から除外しました.ただし,活動としては何らかの構成要素をつくることもできます.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
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Jul. 25 20h | 122°.420 | 2.63 ± 0.43 |
Jul. 29 23h | 126°.355 | 4.72 ± 0.71 |
Aug. 3 00h | 130°.228 | 3.20 ± 1.12 |
流星群活動推定構造
Trail-No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
C07T1 | Jul. 26 00h30m | 122°.58 | 1.0 | -78.0/+24.0 |
C07T2 | Jul. 30 00h30m | 126°.40 | 3.5 | -48.0/+66.0 |
Parameter
- Radiant : α = 339°, δ = -16°
- Radian Elevation : 15° < h < 80°
- Using data within ± 0.95 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB