HOME > 流星群観測結果 > みずがめ座δ流星群観測結果

みずがめ座δ流星群観測結果

ページ更新日:

みずがめ座δ流星群及びやぎ座流星群が活動する期間において,世界の流星電波観測結果を用いた過去の出現状況及びコメントを記載しています.年をクリックすると,各年の詳細な結果をご確認いただけます.(眼視観測の結果ではありませんのでご注意ください)

これまでの観測結果一覧

icon 経年変化 (グラフで2005年以降を一覧表示)
icon 過去のピーク及び推定構成要素一覧 (2005年以降のピーク一覧と活動推定要素一覧)

各年の概要(電波観測結果より)

西暦 データ区分 概要(時刻はJSTで記載)
2024 世界統合 メインピーク前のサブピークは不明瞭.メインの活動規模は例年並み.
2023 世界統合 活動規模は例年より低く,ピークが遅め.ピーク前のサブピークはハッキリ
2022 世界統合 例年並の活動.ピーク前のサブピークは過去平均より早め.ピーク後の活動も明瞭
2021 世界統合 電波観測で観測される過去平均と比較するとピーク時刻はやや遅め
2020 世界統合 全体的に例年並みの活動.ピーク規模やピーク構造も例年と同じ
2019 世界統合 活動規模・活動プロファイル共に例年並み.活動の立ち上がりも例年並み
2018 世界統合 2017年と同規模の活動で例年より低め.ピーク後の活動(8月3日~5日)が弱い
2017 世界統合 過去10年を見ても活動レベルは一番低い.ピーク前後のサブピークは顕著
2016 世界統合 規模は例年並み.立ち上がりが約1日早かった.サブピーク不明瞭で,高原状の活動
2015 世界統合 活動の立ち上がりや規模は例年並み.2014年のような主極大後の緩やかな減少はない
2014 世界統合 2013年ほどではないが,主極大後の減少は緩やか.活動規模は例年並み
2013 世界統合 全体的に例年並みではあったが,主極大後の太陽黄経131度付近にも活動あり
2012 世界統合 活動の立ち上がり,ピーク時刻は例年並みだが,活動規模は2010年並みか
2011 世界統合 主極大は29日.25日と1日にサブピーク.活動規模はA(max)=3と例年より弱め
2010 世界統合 主極大は30日午前と例年より遅い.27日朝にサブピーク.活動規模は例年並み
2009 世界統合 主極大は28日午前中.24日と8月1日夜半にサブピーク.A(max)=6と例年より活発?
2008 世界統合 28日未明に極大.ピーク値は高いが輻射点高度が低いため誤差か?
2007 世界統合 極大は29日及び30日未明とやや遅め.前半の活動がとてもなだらかに上昇.
2006 世界統合 極大は28日及び29日未明.25日未明にサブピーク構造.極大後の減少がなだらか
2005 世界統合 極大は29日未明.25日未明,2日未明にもサブピーク構造.全体的にエラーが小さい
2004 世界統合 解析中
2003 世界統合 解析中
2002 世界統合 解析中
2001 みさと天文台 ピークは29日で最大HR81。ただし,やぎ群と極大が重なり活動レベルは不確定
2000 みさと天文台 ピークは高現状で28日から30日にかけて起こっている。この時のHRは60位

過去の平均値

平均グラフ(2005年~2020年平均値)

平均値(例年値)

期間 ピーク(太陽黄経) FWHM 最大 ActivityLevel
全期間 (2005-2022) λ=125°.0 -3°.0 / +5°.5 3.0
2005-2015 λ=125°.0 -3°.0 / +5°.6 3.0
2010-2020 λ=124°.7 -2°.9 / +6°.8 2.5

眼視観測による結果について

眼視観測の結果については,以下をご参照ください.
icon 流星の部屋(内山茂男氏による)

流星群の紹介

流星群の紹介およびここ数年の観測条件を紹介しています。
icon みずがめ座δ流星群の紹介