ペルセウス座流星群 観測結果(2018年)
2018年のデータは国内外41データを使用しています.活動規模としては例年並み.2018年については活動を2つの構成要素で近似.1つは例年の活動プロファイル(半値半幅が長い).もうひとつは,日本時間で13日2:30頃に見られている増加をもたらした構成要素です.従って,メインピークは日本時間で13日12時頃(太陽黄経140°.1),サブピークが13日2時頃(太陽黄経139°.7)と推定しました.なお,日本時間で14日4時付近(太陽黄経140°.7)にも活動の山が見られますが,前述のサブピーク構造とは違い,前後数時間の値がばらついていることと,活動要素と加えないほうが,近似結果はよかったので,構成要素としては加えていません(記録としてとどめておく程度とします).
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Aug.12 18h | 139°.745 | 1.57 ± 0.60 |
Aug.13 03h | 140°.106 | 1.30 ± 0.37 |
Aug.13 19h | 140°.746 | 1.54 ± 0.39 |
流星群活動推定構造
Comp.No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
PER18C01 | Aug.12 17h30m | 139°.705 | 0.5 | -2.0/+1.0 |
PER18C02 | Aug.13 03h30m | 140°.106 | 1.3 | -24.0/+20.0 |
Parameters
- Radiant : α = 46°.2, δ = +57°.4
- Radian Elevation : 20° < h
- Using data within ± 0.50 σ in all observed data.
References
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB