ペルセウス座流星群観測結果
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本ページでは,ペルセウス座流星群について,世界の流星電波観測結果を取りまとめています.(眼視観測の結果ではありませんのでご注意ください)
これまでの観測結果一覧
経年変化 (グラフで2001年以降を一覧表示)
過去のピーク及び推定構成要素一覧
各年の概要(電波観測結果より)
西暦 | データ区分 | 概要(時刻はJSTで記載) |
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2024 | 世界統合 | 主ピークは例年並みも,その前後でサブピーク.特にλ⊙=140°.75は海外で顕著 |
2023 | 世界統合 | λ⊙=139°.8付近とλ⊙=140°.8付近にサブピークを観測。 |
2022 | 世界統合 | λ⊙=140°.2付近,141°.1,141°.5でピーク.通常ピーク後同規模の活動が継続 |
2021 | 世界統合 | 太陽黄経141°.5でActivity Level=3.7の突発を観測.通常ピークは例年より遅め |
2020 | 世界統合 | ピークは例年より遅め.太陽黄経140°.8-140°.9付近でサブピークを観測 |
2019 | 世界統合 | 例年よりも弱めの活動.メインピーク前後にサブピークを観測. |
2018 | 世界統合 | メインとなるピークの前にサブピーク(太陽黄経139°.7付近)を観測. |
2017 | 世界統合 | 特別な活動もなく,例年並みの活動.2013年以来と同レベル. |
2016 | 世界統合 | 予測されていたピークと,メインピークを観測.いずれも活発な活動となった. |
2015 | 世界統合 | A(max)が3を超えるのは初めて.構成要素からすると例年並みの活動に+αの活動か. |
2014 | 世界統合 | ピークは140°.0付近と例年並み.ただし,活動規模は若干高めか? |
2013 | 世界統合 | 全体として例年並みの活動で,特にこれといった特徴もない |
2012 | 世界統合 | ピーク時刻は例年より若干早いが,全体の活動構造は例年並みの規模と傾向 |
2011 | 世界統合 | 太陽黄経139°.95で極大.2010年よりも活動レベルは高い.推定ZHR96. |
2010 | 世界統合 | 太陽黄経140°.00で極大.例年並みの活動で,特筆すべき活動はない |
2009 | 世界統合 | 太陽黄経139°.9と140°.1にピークを持つ2つの構成要素で出現の様子 |
2008 | 世界統合 | 太陽黄経139°.6と140°.6で極大.通常140°.0付近は目立たず |
2007 | 世界統合 | 140°.2付近を中心に高原状ピーク.A(max)も数値は伸びず |
2006 | 世界統合 | 140°.05付近で極大.A(max)=1.5.ピークとしては検出される |
2005 | 世界統合 | 139°.38と140°.2で極大.140°付近は活動度が低い谷間 |
2004 | 世界統合 | 140°を中心としたピークがある.これとは別にLyytinen予報の突発が観測される |
2003 | 世界統合 | 太陽黄経139°.8で極大.140°.5でもサブピークか? |
2002 | 世界統合 | 太陽黄経139°.8で極大.140°.8はサブピークか? |
2001 | 世界統合 | データ数が少ないためか毎晩日本でピークがおきているように見える. |
2000 | みさと天文台 | 13日4:00頃に極大を観測。最大時にHR85。ロングエコーも多く観測された |
1999 | 千種高校 | 私の最初の電波観測。リスン法で実施。明け方に向けて増えていく様子を捕らえた |
過去の平均値
平均グラフ(2001年~2020年平均値)
平均値(例年値)
期間 | ピーク(太陽黄経) | FWHM | 最大ActivityLevel |
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全期間 | λ⊙=139°.95 | -0°.65/+0°.70 | 1.2 |
2001-2010 | λ⊙=140°.00 | -0°.65/+0°.55 | 1.0 |
2005-2014 | λ⊙=140°.00 | -0°.70/+0°.65 | 1.1 |
2011-2020 | λ⊙=139°.95 | -0°.65/+0°.80 | 1.4 |
眼視観測による結果について
眼視観測の結果については,以下をご参照ください.
流星の部屋(内山茂男氏による)
流星群の紹介
流星群の紹介およびここ数年の観測条件を紹介しています。
ペルセウス座流星群の紹介