ペルセウス座流星群 観測結果(2004年)
2004年はEsko Lyytinen氏らによって,11日20:54(UT)に突発出現の可能性があると予報され注目が集まりました.眼視観測では明け方となってしまい,流星電波観測によって出現の確認を行いました.結果として11日22時台を中心として極大が検出されました.
一方,通常極大の140.1度付近では極大について,PER04C01の極大後,出現レベルが下がらずに継続したため,11日22時台の「PER04C01」によって加算されてピークを迎えたと考えられるでしょう.そのように考えるのであれば,通常ピークをもたらしている活動は例年並みといったところでしょう.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Aug.11 22h | 139°.499 | 2.53 ± 0.39 |
Aug.12 13h | 140°.104 | 1.83 ± 0.65 |
流星群活動推定構造
Comp.No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
PER04C01 | Aug.11 22h30m | 139°.499 | 2.0 | -2.0/+3.5 |
PER04C02 | Aug.12 13h00m | 140°.104 | 1.5 | -12.0/+14.0 |
Parameters
- Radiant : α = 46°.2, δ = +57°.4
- Radian Elevation : 20° < h
- Using data within ± 0.75 σ in all observed data.
References
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB