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しし座流星群 観測結果(1999年)

 1999年は1966年以来33年ぶりの流星雨となり,人類史上初めて流星雨が動画に納められた年です.流星電波観測では,エコー数は多かったものの,ロングエコーの比率が低かったため,1998年のようにロングエコーによって、画面が飽和することなく,エコーカウント数が伸びました.
 日本では,翌日19日3時(JST)頃からサブピークが観測されていますが,流星電波観測ではそこまで顕著ではなく,サブピークとしてはもう少し時間としては前に観測されました.

世界観測結果統合グラフ

Leonids

ピーク構造

Time(UT) Solar Long. Activity Level
Nov.17 08h 234°.545 2.36±1.28
Nov.18 02h 235°.301 10.81±0.39
Nov.18 15h 235°.846 3.31±1.63
Nov.18 18h 235°.977 1.98±0.50

流星群活動推定構造

Comp-No. Peak Time(UT) Solar Long. A(max) FWHM(hr)
LEO99C01 Nov.17 10h00m 234°.62 2.0 -3.0/+4.0
LEO99C02 Nov.18 02h30m 235°.31 11.0 -1.0/+1.5
LEO99C03 Nov.18 12h30m 235°.73 3.0 -5.0/+5.0

Reference

  • 15° < R.P. < 80°
  • Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
  • Observed data provided by RMOJ and RMOB

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