しし座流星群 観測結果(2007年)
ActivityLevelのグラフからは,しし座流星群の活動について.顕著な活動は見られませんでした.太陽黄経で235°.6付近を中心になだらかな活動となっています.活動推定要素の最大値でも0.4となると,通常時のActivity Levelは0.0±0.4なので,通常範囲に収まってきています.いよいよしし座流星群の終焉のように感じます.
ただし,細かく構成要素を見ると結構でこぼこそしているのがわかります.その中でも太陽黄経233°.66付近では,全体的に活動が上がっています.これが確実な活動だったのかどうかはいまのところわかりません.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Nov.16 12h | 233°.659 | 0.65 ± 0.24 |
Nov.18 12h | 235°.675 | 0.52 ± 0.20 |
流星群活動推定構造
Comp.-No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
LEO07C01 | Nov.18 12h30m | 235°.67 | 0.4 | -20.0 / +20.0 |
Reference
- 15° < R.P. < 80°
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB
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