ふたご座流星群 観測結果(2005年)
2005年ふたご座流星群は,観測された値としては,2003年以来の活動の高さを示しており,例年よりもやや活発な活動が観測されました.一方で,活動構造の推定値からすると,例年並みよりも若干高い程度の活動レベルでした.活動の立ち上がりも太陽黄経(λo)259°付近とほぼ例年並みであり,活動の収束もほぼ例年並みの半値幅で落ち着いています.ピーク時刻は,λo=261°.7と,通常いわれているピークλo=262°.2度(14日05時UT)と比較しても約半日ほど早く観測されました.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Dec.13th 13h | 261°.545 | 4.04 ± 1.98 |
流星群活動推定構造
Trail-No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
GEM05C01 | Dec.13 17h00m | 261°.708 | 3.5 | -28.0/+12.0 |
Parameter
- Radiant : α = 112°.0, δ = +32°.0
- Radian Elevation : 20° < h < 70°
- Using data within ± 0.75 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB
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