ふたご座流星群 観測結果(2019年)
13カ国32データによると,2019年の活動は2018年をも上回っており,2014年とほぼ同規模の活動を見せています.推定ピーク時刻は例年よりもやや遅め(例年値λ⊙=262°.0).顕著な活動は10日~15日まで.特に12日からの上昇は時間を追うごとに増加.
ところで,2002年以降のデータを集計していますが,2002年からのピークレベルの平均値は3.5でしたが,2019年から直近10年だけ見ると,平均値は4.0とそもそもの平均値が2000年代(2002-2010平均値)と比較すると高くなってきます.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
Dec.14th 11h Dec.14th 20h |
261°.894 262°.275 |
7.58 ± 1.35 7.41 ± 1.03 |
流星群活動推定構造
Trail-No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
GEM19C01 | Dec.14th 18h30m | 262°.191 | 5.5 | -30.0/+8.0 |
Parameter
- Radiant : α = 112°.0, δ = +32°.0
- Radian Elevation : 25° < h < 70°
- Using data within ± 0.50 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB
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