みずがめ座η流星群 観測結果(2010年)
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活動規模は例年通り.観測されたピークのActivity Levelが2.0程度,推定Activity Levelも1.5でした.ただし,2009年ほどではありませんが,極大時刻が1日弱遅く,7日になってからの観測でした.ピークの太陽黄経(λoは46°.2度でした.なお,データがばらついたため,全体的に誤差範囲が大きくなりました.
活動推定構造は2要素ですが,2009年とは異なり,2008年同様,極大の後側にサブピーク構造を設けました.確かに,2009年同様,4日付近の山は確認できますが,昨年と比較すると,半値半幅がかなり狭くなるので,それはそれで不自然と判断し,このように推定しました.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) | Solar Long. | Activity Level |
---|---|---|
May 6th 09h | 45°.614 | 2.02 ± 0.54 |
May 6th 20h | 46°.058 | 2.10 ± 0.60 |
流星群活動推定構造
Comp.No. | Peak Time(UT) | Solar Long. | A(max) | FWHM(hr) |
---|---|---|---|---|
EAQ10C01 | May 7th 00h30m | 46°.219 | 1.3 | -60.0 / +72.0 |
EAQ10C02 | May 11th 12h30m | 50°.572 | 0.6 | -18.0 / +30.0 |
Parameter
- Radiant : α = 338°, δ = -1°
- Radiant Drift: Δα = 1°, Δδ = +0°.4
- Radian Elevation : 15° < h
- Using data within ± 0.50 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
- Observed data provided by RMOJ and RMOB