2026年3月度月例報告(RMOJ)

2026年3月度の日本国内流星電波観測者による電波観測結果の月次報告です.流星活動状況の報告,ロングエコーの出現状況などを掲載しています.

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2026年3月度トピックス

3月は主要流星群/昼間流星群も顕著な活動はありません。

月例報告・Activity Level

流星電波観測会報(月例RMOJ)

Radio Meteor Observation in Japan No.293として更新.国内11地点14データを収録.
(藤戸様,杉本様,坪井様,中村様,信太様,大塚様,鈴木様,吉川様,奥野様,松田様,脇田様)

2026年3月ActivityLevel(日本国内のみ/統合グラフ)

RMOJのデータに加え,狩野正樹様のデータも加えて算出しています。例年3月は主要流星群もなく、Activity Levelの値もゼロ近辺で推移します。現時点で特異な状態は捉えられていません。3月15日~17日など中旬でActivity Levelの値が下がっているのは、送信局側の問題でエコー数が落ちたことによるものです。

Monthly Report in Japan (March 2026)
2026年3月の日本国内データによるActivity Level(UT)

ロングエコー関連の報告

1日のロングエコー(国内統合)

3月のロングエコーは、1日1個前後の日が続きました。過去5年平均と比較しても、多い日もあれば少ない日もあるという特記すべき事項はありません。

ロングエコーの継続時間もそこまで長いものもなく、例年通り静かな一か月だったようです。その中でも3月16日6:31:40JST頃に受信されたロングエコーは群馬や宝塚で受信されており、群馬県(狩野様)のデータでは1分30秒程継続したようです。

エコー数そのものでは、11日・12日が多め。ただ、この3月11日前後は偶然かもしれませんが、集計を取り始めた2010年以降では、2012年(11日)、2013年(13日)、2014年(12日)、2017年(13日)、2019年(10日)、2022年(10日)、2023年(10日・11日)、2025年(11日)が前後と比較すると多めのロングエコーが記録されています。

下左図が3月の国内における1日当たりのロングエコー数、下右図は過去5年平均との比較(過去平均=1.0)です。

Long Echoes in Japan (March 2026)
(左)2026年3月の日本国内データによる1日あたりのエコー数(参考値、JST)
(右)過去5年平均との比較(過去5年平均と同じ=1.00)
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