自動観測は素晴らしいが・・・
流星電波観測では、HROFFT(あるいはMROFFT)という観測ソフトが連続でデータを取り続けます.これはこれでとても素晴らしいのです.
1.寒い思いをしなくてもいい
2.眠い思いをしなくてもいい
3.空腹に耐えなくてもいい
流星観測をした人は「寒い」「眠い」「お腹すいた」・・・きっと思い当たることでしょう.
という自動観測の利点はあるのですが,1月に入って仕事が忙しく,ほとんどカウントできない日が続くとこれはこれでたいへんなことになる.
1週間ちょっとで2000枚超えの画像
HROFFTは10分で1枚の画像を生成します.従って1時間で6枚.24時間で144枚です.1週間では1008枚.しかも,私の観測地点では,89.4MHzと92.5MHzを観測しているので,2倍の量があります.ということで単純計算で1週間で2016枚!
1000枚を約1時間でカウント
意を決してカウントを始めました.およそ1000枚を1時間,結局2チャンネル分で約2時間.3秒弱に1枚のペースですね.まぁこれを「そんなもん」というのか「慣れたもの」というのかは微妙ですが,89.4MHzはエコー数が少ないので,もう少し早くて,92.5MHzはエコー数が明け方は多いので,3秒以上かかっているような気がしました.
達成感はある(笑)
以下は92.5MHzのカウントデータですが,やりきると、増えている観測データに「達成感」はありますね.
データは溜めない方がいいが
2000枚とか考えるだけで気が遠くなりそうですが,そうはいうものの「後からカウントできるメリット」というのはやっぱり大きいかなとも思います.
「適度にためて、適度にこなしていく」
流星電波観測の自動観測とうまく付き合っていく秘訣かな~